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小学生からの頭痛 中学生でもストレートネック?-②
小学生からの頭痛 中学生でもストレートネック?-1 の続きです。
ストレートネックに悩む中学生が、増えています。小中学生の肩こり、頭痛、ストレートネックにお悩みの親御さまには是非読んでいただきたい内容です。
目次
池袋整体院での施術方針とプロセス
Aさんへの施術の流れは以下の通りです。

1. 検査
ひと通りのお話を伺った後は、身体の状態をチェックします。
視診:
姿勢や歩行の観察を通じて、問題点の確認。
写真撮影で立ち方、座り方のクセを確認してもらいました。
姿勢や歩行の観察を通じて、問題点の確認。
写真撮影で立ち方、座り方のクセを確認してもらいました。
ご本人も「え~っ、こんな?」と気づけました。
触診:
筋肉の緊張や痛みのある部位を触診し、問題のある背骨を特定していきます。
筋肉の緊張や痛みのある部位を触診し、問題のある背骨を特定していきます。
可動域検査:
関節の可動域だけでなく、 脊柱、股関節、足首の動き、歩行時のバランスなども確認します。
関節の可動域だけでなく、 脊柱、股関節、足首の動き、歩行時のバランスなども確認します。
整形外科テスト:
特定の動作や姿勢で、動きの制限、連動性の問題や、頭痛を引き起こす首肩の緊張の入り口を特定します。
特定の動作や姿勢で、動きの制限、連動性の問題や、頭痛を引き起こす首肩の緊張の入り口を特定します。
2. 問題の特定と施術
検査結果を元に、Aさんの問題点を洗い出し、さっそく施術の開始です。
①股関節の可動域チェック:
右股関節90度 左120度
この時点で本人もこんなに差があるの?
と今まで、全く気が付いていなかったことに驚きです。
と今まで、全く気が付いていなかったことに驚きです。
②足首の矯正:
特に右足首のねじれを矯正します。
1分ほどの施術で、右股関節が、本人もお母さまも驚くほど動くようになりました。
1分ほどの施術で、右股関節が、本人もお母さまも驚くほど動くようになりました。
③肩の可動域の矯正:
アクティベーターという矯正器具を使います。
強い痛みはないので心配いりません。
背骨だけでなく、鎖骨、肩甲骨、肋骨の施術をします。
背骨だけでなく、鎖骨、肩甲骨、肋骨の施術をします。
ほとんどの方は「え~!こんなに動く!!」と驚かれます。
Aさんにも、腕を上げる動きが、これだけスムースになる、ということを実感してもらいました。
④頭蓋骨調整:
最初に頭の大きさ、弾力をご自分で観察、実感していただきます。
普段自分の頭の大きさを感じることはないでしょう。
わかっても、わからなくても大丈夫。
先ずは一緒に観察してみてもらいます。
わかっても、わからなくても大丈夫。
先ずは一緒に観察してみてもらいます。
そして、頭蓋骨調整を始めて、しばらくすると、ここでもまた
「え~~?」と驚きの声が聞こえます。
「え~~?」と驚きの声が聞こえます。
本来、呼吸によってわずかに動いているシステムが回復すると、頭の緊張が取れて、手で触ってわかるほど、頭がコンパクトになります。
これで少し緊張が減少したと判断できます。
⑤首のゆがみ、ひずみの調整:
大きく、強く捻るような矯正は行いません。
頸椎のほんのわずかな動きの悪さを検出して、アクティベーターで調整をします。
⑥起き上がって確認:
首がスムースに動くのを実感して頂けました。
矯正、著性の目的は、 痛みの軽減だけでなく、痛みを生み出す習慣と仕組みの改善です。
いわゆるクセや動作の習慣は自分でもわからないものです。
それらの解除が出来ると慢性的な症状も改善に向かいます。
それらの解除が出来ると慢性的な症状も改善に向かいます。
施術後の説明と今後の方針
施術後は日常、自分で何を気を付けるべきか?
を理解することがとても大切です。
を理解することがとても大切です。

自分でも気づけない子供たちの姿勢
ストレートネックは、現代社会では小中学生からでも、幅ひろい年代で発症しています。
特にITネイティブの子供たちは注意が必要です。
特にITネイティブの子供たちは注意が必要です。
以前、産後の骨盤矯正でママが施術中、2歳のお子さんが床でタブレットを使っていました。
足を投げ出し、両手でタブレットをスイスイと操作しています。
衝撃的だったのは、それだけでなく、首は前にへし折れている、その姿だったのです。
足を投げ出し、両手でタブレットをスイスイと操作しています。
衝撃的だったのは、それだけでなく、首は前にへし折れている、その姿だったのです。
「これでは子供たちの将来が危ない!」
そう思ってから10年も経たないうちに、現在小中学生のストレートネックが増えています。
そう思ってから10年も経たないうちに、現在小中学生のストレートネックが増えています。
この子達は幼児期から、そうした姿勢が当たり前になっているのです。
だから、親が姿勢を正しなさい、背筋をまっすぐにしなさい、と言っても、本人にとって意味がわからないのです。
ストレートネックを発症させるパターンに入り込んでしまっているので、この仕組みを変えない限り、永遠にストレートネックは減ることなく、増え続けるに違いありません。
姿勢矯正: 正しい姿勢の指導とサポート
日常生活での正しい姿勢の作り方をお伝えして、その変化をサポートしてまいります。
難しい用語よりも、小学生でも理解しやすい言葉で、わかりやすく説明することを心がけています。
一番大事なことは、自分で自分のことを理解することなので、ご自身の写真を見てもらったり、模型とアプリで、自己認識をしていただきます。
難しい用語よりも、小学生でも理解しやすい言葉で、わかりやすく説明することを心がけています。
一番大事なことは、自分で自分のことを理解することなので、ご自身の写真を見てもらったり、模型とアプリで、自己認識をしていただきます。
ご家庭でも姿勢改善の取り組みを
ご家庭では、姿勢を正しなさい、背筋をまっすぐにしなさい、と言わないくても良いかも知れません。
言っても意味がわからないはずです。
ですから、親御さんがまず正しい姿勢とは何か?を学んでいただくのが、一番良いでしょう。
そして、家庭の中でぜひ皆さんで一緒に練習していくのが効果的です。
きっと姿勢を気をつけることは、実は簡単でない、と発見します。
『何が正しい姿勢なのか?』
『姿勢を正しくするには?』
『何をすればいいのか?』
こうした疑問をお子さんと一緒にひも解いていく作業が必要です。
言っても意味がわからないはずです。
ですから、親御さんがまず正しい姿勢とは何か?を学んでいただくのが、一番良いでしょう。
そして、家庭の中でぜひ皆さんで一緒に練習していくのが効果的です。
きっと姿勢を気をつけることは、実は簡単でない、と発見します。
『何が正しい姿勢なのか?』
『姿勢を正しくするには?』
『何をすればいいのか?』
こうした疑問をお子さんと一緒にひも解いていく作業が必要です。
そしてJCC池袋整体院でお伝えする内容を、ご家庭の中で、ぜひ取り入れてみてください。
そうすることで、ご家庭の中に姿勢や体重のかかり方、ストレッチなど、体をよりよくする空間と空気を作り出して頂けると良いと思います。
そうすることで、ご家庭の中に姿勢や体重のかかり方、ストレッチなど、体をよりよくする空間と空気を作り出して頂けると良いと思います。
Aさんも、お母さまも現在の状況と問題点をよく理解してもらえたご様子でした。
なによりも自分でできるセルフケアを、やってみよう思えたことが何よりもの収穫だったと思います。
なによりも自分でできるセルフケアを、やってみよう思えたことが何よりもの収穫だったと思います。
毎日の何気ない動作の中に、必ず改善点があるものです。
次回も初回の感想とご意見、要望を聞きながら、今後の施術計画に反映させていきます。
次回も初回の感想とご意見、要望を聞きながら、今後の施術計画に反映させていきます。
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まとめ:
どんな症状にも必ず原因があります。
どんな症状にも必ず原因があります。
Aさんのように頭痛に悩む中学生はたくさんいます。
まずは頭痛外来からスタートし、同時にこうしたアプローチとサポートがあることを知っていただければ幸いです。
まずは頭痛外来からスタートし、同時にこうしたアプローチとサポートがあることを知っていただければ幸いです。
頭痛や体の痛みだけでなく、お子様の姿勢や集中力の低下など、悩みは人それぞれ。
小中高生の姿勢矯正は大きな力を使わず、首を捻る矯正なども行わないので、ご安心ください。
もし、現在通院中の整体院でお子様の首をひねる矯正を受けていたら、今すぐ中止した方が良いでしょう。
JCC池袋整体院では、引き続き皆さまの健康と安心をサポートしています。迷ったときは、ぜひご相談ください