ぎっくり腰とは?|ぎっくり腰の症状・予防法を分かりやすく解説!|東京都豊島区で腰・肩・脚のお悩みはJCC池袋整体院へ

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ぎっくり腰とは?|ぎっくり腰の症状・予防法を分かりやすく解説!

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰とは、急に腰が痛くなり、身体が動かせなくなる状態のことです。

この記事では、ぎっくり腰の原因・症状・予防法について、分かりやすく解説します。

ぎっくり腰にならないためのポイントもお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください!

ぎっくり腰の原因や症状

ぎっくり腰の原因や症状、予防方法についてご紹介します。

ぎっくり腰は、腰の筋肉や腰椎の負担がかかりすぎて突然痛みが起こる状態です。

主な原因としては無理な姿勢での重い物の持ち上げる時に膝を曲げずに力んだり、
急な激しい運動をしたり、スポーツで無理な体勢や疲労の累積などが挙げられます。

ぎっくり腰の主な原因を簡単に言えば、「腰で支える能力を超えてしまったから!」

どういうことかと言うと、
私たちは、重力の中で「支える」と「動く」を同時にしています。

「支える」は、しっかり、安定、固定、動かない‥という役割。
「動く」は、移動、変化、伸び縮み、柔らかさ、なめらかさ、繰り返し・・という役割です。

これには、骨と骨の連結部分=関節 が活躍します。
関節を固めて安定させるのか? 関節が動いて形が変わるのか?

移動するには、必ず筋肉の伸び縮みが必要です。
動くには、必ず関節が動きます。

背骨の関節が「動く」ときに、

前側は 体重支持する働き
後ろ側は 動きの方向性を決める働き

があります。

この体重支持と、動きのアンバランスが発生している時に、一撃が加わるのです。

内臓の疲労が関係することも

意外と思うかもしれませんが、お腹の調子によっても、腰痛の原因となることがあります。

ギックリ腰の直接的な原因とはなりませんが、お腹の調子が悪くなりやすい方は、
腰周辺の筋肉が固くなりやすく、腰痛の温床となっていることがあります。

特に慢性的な便秘やお腹をこわしやすい人は、お腹周り、腰回りの筋肉のケアが必要です。

ギックリ腰の典型的な症状

ギックリ腰の典型的な症状は、急な腰の痛みです。

痛みは強く、突き上げられるような感じがあります。

腰の動きが制限され、立ち上がることや歩くことが困難になることもあります。

症状の程度は人によって異なりますが、ひどい場合は病院での診察や整体院での施術が必要となります。

ギックリ腰は激しい痛み

魔女の一撃という言葉を聞いたことがあるでしょうか?そう、ぎっくり腰です。

ぎっくり腰は、ドイツ語で「Hexenschuss」 (魔女の一撃) と言われます。
中世時代から使われた表現といことですが、元気に動き回っていた人が、
急に「ギクッ!う~~」と激痛で動けなくなる様子を周りが見ていて、
きっとこれは魔女の仕業なのだ・・・と考えたのでしょうか。

なに気ない動作でも、ぎっくり腰に


ギックリ腰は何気ない動作でも突然起こります。
例えば、

・靴下やズボンをはこうとした時
・床のゴミを拾おうとしたとき、
・風呂掃除をして立ち上がった時、
・掃除機をかけていたとき、
・仕事中椅子から立ち上がった時、
・子供を抱き上げたとき、
・朝起き上がった時・・

キッカケはどれもこれも、日常のありふれたワンシーンに過ぎません。
しかし、突然激しい痛みに襲われることもあるし、
初めはあれ?と腰に違和感を感じる程度のこともあります。

その後、だんだん痛みが強くなり、翌朝は起き上がれないくらいの痛みになることも。

かがんでから、伸ばすまでが大変!腰を叩いて、腰を伸ばして、
立ち上がってしまえば、あとは歩くのに問題はない、という人もいます。

とにかく、前かがみがNG状況が多く、顔を洗うのも一苦労となります。

ぎっくり腰を予防するには

ぎっくり腰は、歳のせいでも、運動不足のせい、ではありません。
〇歳頃になった同級生の8割がぎっくり腰を経験する?なんてことはあり得ませんね。
また、運動不足のせい…ともよく言われますが、
運動不足を自覚している人は、急に運動をしなくなったのではなく、前から運動不足なはずです。
ただ、一つ言えることは、間違いなく疲労は溜まっていたはずです。
気持ちなのか、肉体なのか、
長時間のデスクワークがずっと続いていたせい、なのか?
それとも、気が張っていて、気づかずに過ごしていたのか?

それらも当然あるでしょう。
しかし、職場の人がみんなぎっくり腰になっている、ということもないはずです。

では、どうしたらぎっくり腰の予防、腰痛対策ができるでしょうか?

ぎっくり腰の予防法

ぎっくり腰の予防法として、一番大事なのは、

動きのとき 「肘を脇から離さないこと!」

靴下やズボンをはく、床のゴミを拾う、掃除機をかける、椅子から立ち上がる時、子供を抱き上げる・・・
どうでしょうか? 

これらの動作はすべて、肘が身体から離れていませんか??

「肘を脇から離さないこと!」
是非、ココから始めてください。

まずは日常の中で練習を

そんなこと言ったって、
動くときは肘は体から離れるよ~
という声も聞こえてきます。それもよくわかります!

ならば、せめて 脇の下は内巻きにする(肘が身体の中央に向く)
脇を閉める、感じと言えばいいでしょうか。

こうしたことから是非挑戦してみてください。

脇の下が開いている
肘が身体に寄せられていない・・・こういう人は、自分でチェックしてください。

だいたいの方が、

腕が固い
肩が張っている
太ももも外側が張っている  となっている場合が多いです。

こうした習慣は、腰痛だけでなく、肩こり、首こり、背中のハリ感にも繋がってきます。

難しく考えずに、まずは練習することが一番大事です。
必ずあなたにとってプラスになります。
ぎっくり腰を予防する大きな一歩となりますので、ぜひお試しください。

一般的な話しで言うと・・

他に自分で出来るセルフケアとしては、

・腹筋を強化する
・背筋を鍛える
・インナーマッスルを鍛える
・良く歩く
・姿勢を気を付ける

これらの、一般的によく言われている内容も大切です。
これはまた別の機会にお話しできればと思います。

もしもぎっくり腰になってしまったら

誰もが望まないことですが、万が一あなたがぎっくり腰になってしまった場合は、
無理に動かしたり、運動、ストレッチをするのも逆効果になることがあります。
ご家庭でできる方法は以下の通りです。


1、安静にする

一撃でギクッとなって、動けなくなった方は、動かした井とは思えないはずです。
それでも初日さほど痛くはなかったけど、翌日朝から動けなくなった、というケースもあります。

あれ?腰がおかしいなあ~  から始まり、
少しストレッチして・・・しかも念入りに。
それでも収まらないから、マッサージに行って

こうして、翌朝目覚めると動けなくなっている、ことがよくあります。

ギクッとなって激しい痛みがある時は、
楽な体勢で、横になって安静にしている方が安全です。

冷やす?温める?


また、よくある質問の一つが、痛い時は温めるか?
冷やした方が良いか?  というものです。

炎症(患部に熱がある、腫れる、痛みがある、動かすと痛む)の発生直後は、
温めない、冷やすこと  炎症がひどい場合は冷やす。これが原則です。

お菓子の保冷剤が冷凍庫にあれば、それをハンカチやガーゼでくるみます。

そして、布は濡らさず肌に直接、患部に当てます。
肌に初めは冷たくて、びっくりして、ピクンっとならないように気を付けましょう。

普段は大丈夫なことも、ぎっくり腰の時は、ちょっとした刺激でも、ギグっとなりやすいので注意してください。
2次災害となると、目も当てられないはめになります。

どんな体勢が良いか?


個人差と傷めた場所にもよりますが、
ご自分が楽と感じる体勢
つらくないポジション

それをひとまず正解としましょう。

一般的には、傷めた側を受けにして、
横になる方が痛みが軽減しやすくなります。

しかし、どんな体勢でも長時間の同一姿勢は筋肉と関節をこわばらせます。
たとえ1日横になったままだとしても、以下のことはやってみて下さい。

①楽な姿勢で、横になった体勢のままでOK
②お腹(下っ腹)をへこませる
③仙骨(骨盤の真ん中の骨)を頭の方向へ引き上げるつもりで。
④ほんの少し、お辞儀をする(横になったままでOK)

今度は上記の逆で動かします。

⑤お腹(下っ腹)をへこませる
⑥仙骨(骨盤の真ん中の骨)を尾骨の方向(足の方向)へ引き下げるつもりで。
⑦⑥の次に頭を起こしてくるように

上記を痛みが出ない範囲、怖さを感じないようにしながら4回繰り返してみて下さい。


★腹圧が高まると、腰に痛みを感じやすくなります。

例えば、

咳をする、
寝返り打とうとして腹筋に力が入る、
トイレで力む
立ち上がろうとする などなど。

上記①~⑦をやっておくことで、回復も高まるし、
以後の予防にもなります。
◆◇◆◇ ◆◇◆◇ ◆◇◆◇ ◆◇◆◇

【まとめ】

ぎっくり腰は、急激な腰痛を伴い、日常生活に支障をきたす症状です。
適切な予防対策を講じることで、ぎっくり腰の発症リスクを軽減できます。

筋力トレーニングや正しい姿勢の維持、日常生活の工夫、ストレス管理などが有効な対策です。

もしもぎっくり腰になってしまった場合は、早期の診断と適切な治療を受けることが重要です。

整形外科医の診察を受け、適切なリハビリテーションや処置を行うことで、早期回復を期待したいものです。
それでも、どうしてもスッキリしない、いつまでも治らない時は、どうぞ当院にご相談ください。