膝痛|東京都豊島区で腰・肩・脚のお悩みはJCC池袋整体院へ

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膝痛

ここでは膝痛についてお話ししたいと思います。

 

膝痛は、肩こり腰痛に次いで症状の出やすい関節痛の1つです。
歩くと痛い、階段の昇り降りがツライ、正座がキツイ、朝こわばる・・・
等、いろいろ症状の出方が多いのも特徴です。

 

膝は、立っているときや歩行の際に、常に体重を支えますので、
支える力、いわゆる安定性が必要です。

また、歩行の時に脚を繰り出す動きや、座るときは、

色々と複雑な動きが必要となりますので、十分な運動性が求められます。

 

この、安定性と運動性、どちらか一方が強く働くと、もう一方の機能は失われます。
正常な膝の場合、この2つは絶妙な調和が取れているのです。
しかし、相反するこの2つの調和が乱れると、膝は悲鳴を上げます。


調和が乱れる原因は、

①股関節の問題

②足首の問題

③足部の問題

④膝の問題

⑤荷重や脚長の問題

などがあります。

 


どうして股関節や足首が関係しているの?

と思われる方もいると思います。

私たちは、普段膝を曲げる時、

股関節や足首も一緒に曲げているのです。

 

伸ばすときも同様ですね。

「膝を曲げてみて下さい」と言われて、膝のみを曲げることはできません。


このように、膝関節は、

股関節や足首の動きと密接な関係にあるのです。

 

そのため

①②は、膝に負担をかけるのです。


③は、体重をかけたとき足の裏のアーチや捻れの状態で足首や膝へ問題を起こします。


④の場合は、まさに膝の特殊な関節構造に問題が出た状態です。


⑤は、股関節や足首の柔軟性の欠如があると、より膝に影響が出ます。

 

私の膝痛はどのタイプ?

状態には個人差があるため、治療方法や期間は一概には言えません。

それぞれの問題が異なるように、答えを探すにも多様な可能性があります。

経験上言えることは、殆どの方に共通点があります。それは以下の2つ。

・ほとんどの方は、頚に問題がある
・股関節と足首を調整する必要がある

ということです。

膝が痛いから、膝が曲がらないからと言って、太ももをほぐしたり、
重りやチューブで負荷をかけ、大腿四頭筋を鍛えれば良くなる、
というものではありません。

股関節や足首の調整をしないまま、運動をしても膝の摩擦が強まり、
逆に痛くなることもよくあります。

運動が悪いのではなく、運動できる状態に先に整えてから、動かすことが大事です。

症状は個人差があり、変形が進んでいる場合もありますから、
必ず一度整形外科を受診し、レントゲン撮影を受けておくことをお勧めします。

あきらめることなく、まずはご連絡いただき、
一緒に骨盤のゆがみや脚の状態を確認しましょう。
きっと希望の光が見えるはずです。

ご予約やご質問などございましたらお気軽にどうぞ。