くしゃみをしてぎっくり腰?
なんてことにならないように、冬も花粉症の時期も、よく気を付けなければならないのが、くしゃみをする時の姿勢です。
風邪やインフルエンザの感染症対策、冬の乾燥予防、寒さ対策、そして、花粉症の時期の予防にもマスクは強い見方です。
マスクはご自身の予防のため、咳エチケットのため
マスクは予防のためにも、咳エチケットの為にもぜひ守りたいもの。
くしゃみや咳をするときに、手で口を覆うのは実は衛生的には良くない言われています。
何故かといえば、くしゃみを防いだその手には数えきれないほどの唾液が付いてしまいます。
その手で、つり革や周りのものを触ることによって、感染が広がる恐れもあるからです。
こうしたことは、新型コロナウィルスが流行した時に、かなり習慣化したかと思います。
それでも、突然おそってくるのがくしゃみですから、マスクをしていない時に、突然くしゃみや咳が出そうになったら、服の袖で口をふさぐのが良いでしょう。本人は気持ちよく?咳やくしゃみをするけれど、周りの人はやっぱり、気になっているもの。
風邪、インフルエンザ、アレルギー、花粉症、黄砂・・
咳やくしゃみが出る機会はいつでもあるので、避けられません。
ぜひ、エチケットとして、いつでも小分けされたビニール入りのマスクを携帯しておくのもスマートかもしれません。
さてさて、くしゃみ!といえば、ギックリ腰。なんで?と思うかもしれませんが、くしゃみがきっかけとなって、ぎっくり腰になる方が、実は少なくありません。
毎年2月過ぎ~3月にかけて、花粉症の季節になると毎年ぎっくり腰で来院される方が増えてきます。
その激痛たるや・・(悲)
決して経験すること無く、一生過ごせることをお祈りします。
「あなたは、くしゃみでぎっくり腰になった経験はありますか?」
「くしゃみをする時、腰に不安を感じることはありませんか?」
いつ起こる?突然おそってくる、咳 や くしゃみ。
だからこそ、是非知っておきたい簡単な「くしゃみ姿勢」の方法をご紹介します!
対策その1:肘を脇につける、脇から離さない
これは、ぎっくり腰を予防するためにはとてもとても大事な方法です。
実は、ぎっくり腰を起こすときの姿勢で圧倒的に多いのが、
中腰の姿勢=頭が重心線から離れた姿勢 なのです。
くつ下やズボンを履こうとしたとき
物を取ろうとしたとき
ドアノブに手を伸ばした
椅子から立ち上がる時
ティッシュを取ろうと手を伸ばした時・・・
などなど、どれもこれもぎっくり腰を起こすときの危険な姿勢です。
では、なんでこんなことが起こるのか??というと・・
ちょっと難しい話ですが、
力のモーメント M = F × L
M : モーメント
F : 力
L : 支点からの距離
ということが関係しています。
実はどんな状況でも、肘が脇から離れている時こそ、
ぎっくり腰の魔の手が近づいている時なのです。
腰を支点と考え、そこから距離が離れた所で力が加わるほど、
腰には大きな負担が加わります。なので、手を延ばすと、腰にはより力が加わります。
頭の位置も関係していて、頭が前に行くほど、腰にかかる負担は増えます。
体の場合、腰に作用するモーメントは、支点から力が加わる力点までの距離(M = F × L) だけではなく、
支点から力の作用線に垂直に下ろした長さとなります。
簡単に言えば、支点からの距離が長いと、その力は大きくなります。
従って、この場合のモーメントは M = F × L × sinθ
頭部の重量は、体重の約10%程度で、平均的には
成人男性:約4.5~5.5kg
成人女性:約4~5kg と言われています。
ボーリングなら、10ポンド:約4.5kg 12ポンド:約5.4kg
イメージできますか?かなりの重さです。
この重さが、背骨の上に乗っていて、
更にデスクワークで前かがみ、下の物を取ろうとする、ズボンをはく、靴下をはく・・・
当然、頭は前に行っています。もう少し言うと、腰の位置から離れて行くわけです。
頭は約4~5キロもありますから、とても大きな力がかかってきます。
くしゃみをする時「は・は~っくしょん!!」と思いっきり、頭を前に傾ける人もいますね。
あの時の、頭の位置、くしゃみの圧力(腹圧の上昇)、力み、これらは、
本人は気持ちよく?くしゃみをしてても、腰にとっては危険な状況になっています。
対策としては・・くしゃみゃみ動作に入る時は後頭部を1㎝後ろにする! これがとても大事です。
頭を前に下げない様に気を付けましょう。
対策その2:膝を軽く曲げる
これによって、クッションの働きをさせて力を逃がしましょう。
膝が伸びていると、くしゃみの衝撃が腰に響きます。
実際は腹圧が高まる時に、腰を痛めやすくなります。
腹筋の強さと柔軟性は腰をガードしてくれるので大切となります。
対策その3:肘を伸ばさず、壁や柱に手を添える
これは、くしゃみの衝撃を壁や柱でアースするイメージです。
注意点は、ここでも「肘を脇に付けておくこと」
肘を伸ばして、壁に手をついても同じくNGです、ご注意ください。
くしゃみも咳も突然きますから、とっさの時に対応できるように、普段から
①肘を脇に付けて離さない
②膝を軽く曲げる
③可能なら、片手は壁や柱に手を添える
特に、物を取る時も、①肘を脇に付けて離さない これはすごく大事です。
これを普段からよく練習して、習慣にしておくことをおすすめいたします。
なりたくないのは、ぎっくり腰。
それでも、もしも、ぎっくり腰になってしまった時は、どうぞご相談ください。