くしゃみをしてぎっくり腰?
なんてことにならないように、冬も花粉症の時期も、よく気を付けなければならないのは、くしゃみをする時の姿勢です。
風邪やインフルエンザの感染症対策、冬の乾燥予防、寒さ対策にもマスクは強い見方です。
マスクはご自身の予防のため、咳エチケットのため
マスクは予防のためにも、咳エチケットの為にもぜひ守りたいもの。
くしゃみや咳をするときに、手で口を覆うのは実は衛生的には良くない言われています。
何故かといえば、くしゃみを防いだその手には数えきれないほどの唾液が付いてしまいます。
その手で、つり革や周りのものを触ることによって、感染が広がる恐れもあるからです。
くしゃみや咳をするときに、手で口を覆うのは実は衛生的には良くない言われています。
何故かといえば、くしゃみを防いだその手には数えきれないほどの唾液が付います。
その手で、つり革や周りのものを触ることによって、感染が広がる恐れもあります。
マスクをしていない時に、突然くしゃみや咳が出そうになったら、服の袖で口をふさぐのが良いとされています。
それでも、エチケットとして、いつでも小分けされたビニール入りのマスクを携帯できるスマートさが望ましいと思います。
さて、ギックリ腰を起こす方で、くしゃみがそのきっかけになる方は少なくありません。
その激痛たるや・・決して経験すること無く、過ごせることをお祈りします。
ここでは、咳やくしゃみをする時の、是非知っておきたい簡単な対策方法をご紹介します!
対策その1:肘を脇につける、脇から離さない
これは、ぎっくり腰を予防するためにはとてもとても大事な方法です。
ぎっくり腰を起こすときの姿勢で圧倒的に多いのが、
中腰の姿勢=頭が重心線から離れた姿勢
くつ下やズボンを履こういとしたとき
物を取ろうとしたとき
ドアノブに手を伸ばした
椅子から立ち上がる時・・・
などなど、どれもこれもぎっくり腰を起こすときの危険な姿勢です。
では、なんでこんなことが起こるのか??というと・・
ちょっと難しい話ですが、
力のモーメント M = F × L
M : モーメント
F : 力
L : 支点からの距離
ということが関係しています。
実はどんな状況でも、肘が脇から離れている時こそ、
ぎっくり腰の魔の手が近づいている時なのです。
痛みが発生する腰を支点とすると、そこからの距離が離れた所で力が加わり、
腰には大きな負担が加わってしまいます。更には、頭の位置が関係します。
体の場合、腰に作用するモーメントは、支点から力が加わる力点までの距離(M = F × L) だけではなく、
支点から力の作用線に垂直に下ろした長さとなります。
簡単に言えば、支点からの距離が長いと、その力は大きくなります。
従って、この場合のモーメントは M = F × L × sinθ
頭は約4~5キロもありますから、とても大きな力がかかってきます。
そこにくしゃみの圧力がかかるから、本人は気持ちよく?くしゃみしてても、腰にとっては危険な状況なのです。
対策としては・・動作の時は後頭部を1㎝後ろにする! これがとても大事です。
頭を前に下げない様に気を付けましょう。
対策その2:膝を軽く曲げる
これによって、クッションの働きをさせて力を逃がしましょう。
膝が伸びていると、くしゃみの衝撃が腰に響きます。
実際は腹圧が高まる時に、腰を痛めやすくなります。
腹筋の強さと柔軟性は腰をガードしてくれるので大切となります。
対策その3:肘を伸ばさず、壁や柱に手を添える
これは、くしゃみの衝撃を壁や柱でアースするイメージです。
注意点は、「肘を脇に付けておくこと」
肘を伸ばしてはNGです、ご注意ください。
くしゃみも咳も突然きますから、とっさの時に対応できるように、普段から脇を話さないこと、
これをよく練習しておくことをおすすめいたします。
なりたくないのは、ぎっくり腰。
それでも、もしもぎっくり腰になってしまった時は、どうぞご相談ください。