最近急増している症状のひとつがストレートネック。
ストレートネックは本来在るべき首のカーブが減少して、まっすぐな状態になること。
頸椎の前弯の現象した状況を言います。
現在はスマホが主流となり、長時間同じ姿勢でスマホを見続けることがベースとなって、
首のカーブが減少するため、スマホネック、スマホ首、という表現もします。
今や仕事で長時間のパソコン業務は避けられないのが現実です。
それだけでなく、通勤時間の電車の中、休憩時間、帰宅後もスマホを見ている方は、
画面を見ている時間が相当長いのではないでしょうか。
総務省発表の調査によると「インターネット」の利用時間は平日で、
20代は177.7分、30代で154.4分。
40、50代の平均では114.1分です。
(2021年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書)
当然、それ以上または倍近い時間を使っている人もいるでしょう。
しかも、これは「インターネット」に繋げて、誰かと連絡したり、
何かを観たり、調べたりしている、という時間であって、
パソコンで仕事をしている時間は含まれていません。
休日は更に60分弱は増える、という結果ですから、
家で相当時間スマホかPCを観ていることになります。
さて、あなたは仕事中のどの様に姿勢を気をつけているでしょうか?
長時間画面を見続けて、首のカーブが減少しやすくなります。
つまりスマホを長い時間、同じ首の角度で見続ける習慣があると、
いわゆるスマホネックの状態になります。当然その状況が生活の一部と
なっているでしょうから、そこが温床となりストレートネックにつながると
考えられます。スマホネックになって痛みを抱える方は今とても増えています。
特にスマホを使う時は頭を下がりやすくなります。
以前のガラケーなら、画面が立ち上がっていますね。
あの立ち上がった画面によって、首が下がり過ぎずにいたともいえます。
しかし、スマホでは画面がまっ平。
スマホを持つ角度を工夫して、少し高めに持つ方が首を痛めにくくなります。
頭を下げ過ぎず、首を1㎝後ろに引くイメージで、画面から離れるようにしてみましょう。
たったこれだけでも、首の痛みが出にくくなります。
是非お試しください。