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首の歪みからくるガンコな頭痛肩こりの原因と解決法


「首の歪みからくるガンコな頭痛肩こりの原因と解決法」

日常生活でデスクワークやスマートフォンを使用する時間が増える中、

首の歪みは多くの人々にとって深刻な問題となっています。

あなたも頭痛や肩こりに悩まされていませんか?

その原因は、実は首の歪みにあるかもしれません。

姿勢の悪化や筋肉の不均衡が引き起こすこの問題に焦点を当て、解決策を見つけましょう。

健康な生活を取り戻す第一歩として、首のケアに真剣に取り組んでみませんか?

目次

首の歪みから肩こりや頭痛

首はとても働き者。
約5キロの重さをずっと載せて支えています。1袋米5キロ、結構な重さです。

  首が頭を支えている

私達は普段頭の重さを感じることはありません。当たり前のことなのですが、首の上に頭を載せている、ということを時々思い出すことは、首こり、肩こりを改善するのに役立ちます。

体格によって3~5㎏

体重の8分の1、体重の13%。まあ、とにかく重いのです。

自分が手で持ち続けている、と想像すると、首の骨に対しての頭の位置を工夫する必要性を認識できます。

頭の上に、本やリンゴを載せているのをイメージすると、
頭を支える、という意識を持ちやすくなります。


首の構造と重要性

重い頭を支えている首というのは、7つの骨(頚椎:けいつい:Cervical vertebra )から出来ています。
頚椎の7つの骨は、第一頚椎・第二・・・第七頚椎と呼ばれ、
CervicalのCと略して、C1~C7と呼びます。

背骨(脊椎:せきつい)は他にも、
胸椎(12個)・腰椎(5個)・仙骨・尾骨がありますが、
首の骨が前後左右に最も大きな動きを出せます。

首の構造の特徴と弱点

そもそも背骨は構造的に「運動性」と「安定性」を有していて、
どちらが欠けても生活に支障が出ます。

動きと安定が課題

運動性を高めれば不安定になりやすく、
安定性を高めれば動かなくなります。

背骨はその2つの性能をバランスよく備え、
快適な生活を可能にしてくれています。

しかしその背骨も、使い方を誤れば負担がかかり、やがて支障をきたします。

筋肉と神経への負担とその影響

首肩は肩こり、首こりの現場となりますが、
実は私達が考えなくても、夢幻に対応してくれているシステムがあります。


首は脳のすぐ下に位置する

顔には目耳鼻口などのセンサー(感覚器)があります。
そして視・聴・嗅・味の外在の情報を得るために活動しています。

情報の収集と処理は脳で行っていますが、
神経系統、電気系統は脳と首を通って、各場所と繋がっています。

情報を正確に得ようとするためには
感覚器を目標物に対して向かわせなければなりません。
その時、首が大きな役割を担っています。

首は脳の続き・・脳の活動状況が首の筋肉には大きく影響します。

首こり肩こりと頚の動き

首には、捻る(左右に)と
倒す(前後左右に)の動きがありますが、
筋および関節の働きに異常が起こると「滑らかに」動きません。

しかし、その状態で(実際は問題が生じているにも関わらず・・)
何気なく使い続けているうちに骨と骨の間=関節には変化が生じます。

首肩はずっと働いている

単純な動きでは支障が少ないのですが、不正姿勢が加わる事で負担が増大します。

硬質の頭を弾力のある首が支える。
硬質の頭が傾けば、首はそれ以上倒れまいとして硬質化(筋緊張)します。

傾き続けている人は筋緊張が慢性化します。

私達は何気なく頭を動かし傾けたりしていますが、
頭ではなく首が動いている、と再確認するべきなのかも知れません。
ガンコな頭痛肩こりの症状
負担をかけながら知らず知らず首を用いていると、
本来の筋力が低下し、むち打ち・寝違い・捻挫などのような急性痛や、
肩こりのような慢性痛を引き起こしやすくなります。

首こり、肩こりから吐き気も?

首の状態が酷くなると、
頭痛・吐き気・手の痺れなどの発症率も上がります。

首周辺には自律神経(交感と副交感)や脊髄神経(腕や手を支配)、
頚椎を通る椎骨動脈(脳幹や小脳に栄養を送る)が存在し、
首の状態がこれら神経や脈菅に影響を与えることがあります。

やはり姿勢の問題?

概ね、首に強い力が瞬間的に加わる場合や先天性のものを除けば、
普段の使い方(長期の不良姿勢)により発症するケースが多いものです。

因果関係がハッキリしているもの:ぶつかった、落ちた、切った、打った・・・
これらは痛みと原因、キッカケがわかりやすいものです。

しかし長年の肩こり、慢性の首こり、腰痛に関しては、
これと言ったキッカケも無く、ハッキリとした原因がわからない
というケースが圧倒的に多いのです。

自分でも原因が思い当たらない・・首こり、肩こり

整体、カイロ、接骨院、マッサージ・・
つらい方は色々と施術を受けてきたことでしょう。

そこでは何と言われましたか?

・骨盤がズレいている
・姿勢の問題
・首の骨のずれ
・背骨の歪み
・体の使い方のクセ
・足首のゆがみ
・肋骨の問題
・内臓の関係
・自律神経の問題・・・

どれも当てはまるかも知れません。

上記の症状が強く出てきて、なかなか辛さが消えない場合は
病院で診てもらうのも選択です。

頸椎のトラブルと病院での診断

「骨には異状ない」と言われることも多いのですが、
それは良かった!と受け止めましょう。
色んな病気が無い方が良いですね。

もし、レントゲンやMRIを撮る検査で骨などに異常があれば
「(変形性)頚椎症」と診断されることがあります

●頚椎症の分類名いろいろ

①単純型
退行性病変を起こした頚椎が、
靭帯や関節包を刺激し炎症を起こす。
首肩への凝り・疼痛など。

②神経根型
退行性・進行性病変により頸神経根を刺激する。
その神経支配区域への疼痛・痺れ・感覚異常・筋力の低下など。

③椎骨動脈型
首を後ろ側に倒すことにより一過性の脳虚血を起こす。
めまい・ふらつき・悪心・耳鳴り・頭痛・突然意識を失う・転倒など。

④交感神経型
胸の圧迫感・動悸・偏頭痛・血圧上がる(下がる)
・めまい・耳鳴りなど。

⑤脊髄型
椎間板ヘルニアなどにより脊髄を圧迫。
手(足)の感覚や運動障害・平行失調・失禁など。

⑥食道圧迫型
頚椎前面に骨棘などが形成され食道を圧迫。
上胸部・咽喉の違和感など。首肩背中の凝り感を伴う事もあります。

⑦混合型
上記①~⑥を併発する。

頚椎症以外では、
胸郭出口症候群なども、肩こり、首こりを引き起こします。

正しい姿勢の重要性と保持方法

◆改善へ向かってやってみよう!

必ずしも変形=疼痛とは言えませんが、変形が強まると症状のリスクは増えます。
症状を強めない為には、首に負担が掛からないよう頭の位置を変える必要があります。
カンタンな自己改善法を紹介しますので、症状のない方も是非継続してやってみてください。

●「姿勢癖」を意識する

本来は頭や首に衝撃(外力)が加わって骨の位置が変化した場合を除き、普段の日常生活で培われたこの姿勢癖が改善の妨げをします。

●おなかを伸ばす

姿勢を良くしようとすれば腰を反ってしまいがち。
そうすると腰が疲労し長続きしません。
そのためポイントは身体の前面(腹部)を伸ばすことで「前のめり姿勢」から「起こした姿勢」に変えていきましょう。

●アタマは後方かつ上に

イメージを必要としますが、頭が宙に引っ張られている(真上に)感じです。
アタマが上ではなく前に行ったり、アゴが上がって見上げるかたちをにならないように気を付けましょう。

なるべくアゴを引いて頭頂部で真上に引っ張られるように感じましょう

首や肩の整体対処

施術では、滑らかに首を動かす(使える)為に
筋・関節の調節が必要になりますが、
同時にこれらの自己改善法を続けることが大事です。

「首」という文字を用いる言葉は大抵、重要な事柄を表します
(「首都」や「元首」、「クビ=生活の元が断たれる」など)。

デスクワークでパソコンに集中していると、
首は前に向かい、肩は上がって力が入ってしますもの。

その状態で2時間、3時間、8時間、12時間?
皆さま、お疲れさまです。

それじゃあ、首や肩がこらない訳が無いですね。
当然、ストレートネックにもなりやすくなります。
ご自身では、定期的にストレッチをしたり、
少し遠くを眺めたり、眼の周りのマッサージをしたり、
とできることはやっていることと思います。

デスクワークが続くと、肩が上がり、鎖骨がロックされ、肩甲骨周りが固まってしまいます。

更に頸椎7番、胸椎1番も固まると、間違いなく肩こり、首こりがきつくなります。

セルフケアのポイントとしては、

【脇、肋骨を骨盤に向かって下げる】
これをお勧めします。

やり方がわかりにくい方は、施術の際にお尋ねください。
皆さんも、どうぞ「美しい首」を目指して、意識してみてください。


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結論:
首の健康維持の重要性
日常生活での注意点と実践可能な肩甲骨の動かし方

これらを再確認しましょう。
あなたの悩みは一人で悩まずに JCC池袋整体院にご相談ください。
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